イベント詳細

美術

あざみ野カレッジ 芸術と生活の器、詩、抽象―アグネス・マーティンに倣って <スペシャル対談:進藤詩子×カニエ・ナハ>

期間
2024/4/27(Sat) ~ 2024/4/27(Sat)

会場
横浜市民ギャラリーあざみ野 3Fアトリエ
エリア
横浜・北西(あざみ野・長津田・中山)
開催時間
 14:00~16:00
料金
1,000円
詳細情報URL
https://artazamino.jp/event/post-11947
お問い合わせ
横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)電話:045-910-5656
「抽象表現」と聞くと、日常の風景から距離を感じるかもしれませんが、作品の在処を生活の中に求めた芸術家は少なくありません。米国の芸術家アグネス・マーティン(1912-2004)も、個人宅の寝室や、美術館に常設展示室を開設し寄贈するなど、いつでも眺められる環境に作品があることを望んだ一人でした。言葉にならない静かな経験、抽象的な感情に関心のあったマーティンの絵画は、微かに揺らぐ格子や線と余白に表れます。行を改め残響する詩もまた、抽象的な表現に数えられるでしょうか。あるいは、生活という器の奥深いところで、各々の領域が重なったりずれたりしながら揺蕩(たゆた)うのかもしれません。陰影するイメージや形を探る美術家の進藤詩子と、近作で芸術家から感受したものを詩にされた詩人のカニエ・ナハ氏を迎え、本講座ではマーティンを接点に、芸術が私たちに与えるものへと思いを巡らせます。(文:進藤詩子)【あざみ野カレッジについて】アートをもっと身近に感じ、人生を豊かにするための学び舎です。さまざまな角度から美術を掘り下げ、新しい美術の魅力を発見し、新鮮な驚きと出会えるような講座を開催しています。*第8回横浜トリエンナーレ応援プログラム